후리가나로 읽는 일본 고전
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せつれいぞくき
雪霊続記
泉 鏡花
泉 鏡花의 雪霊続記(せつれいぞくき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,120자 · 13화면
雪を払えば咽喉白くして、茶の斑なる、畑将軍のさながら犬獅子……
ウオオオオ!
肩を聳て、前脚をスクと立てて、耳がその円天井へ届くかとして、嚇と大口を開けて、まがみは遠く黒板に呼吸を吐いた――
黒板は一面真白な雪に変りました。
この猛犬は、――土地ではまだ、深山にかくれて活きている事を信ぜられています――雪中行軍に擬して、中の河内を柳ヶ瀬へ抜けようとした冒険に、教授が二人、某中学生が十五人、無慙にも凍死をしたのでした。――七年前――
雪難之碑はその記念だそうであります。
――その時、かねて校庭に養われて、嚮導に立った犬の、恥じて自ら殺したとも言い、しからずと言うのが――ここに顕れたのでありました。
一行が遭難の日は、学校に例として、食饌を備えるそうです。ちょうどその夜に当ったのです。が、同じ月、同じ夜のその命日は、月が晴れても、附近の町は、宵から戸を閉じるそうです、真白な十七人が縦横に町を通るからだと言います――後でこれを聞きました。
私は眠るように、学校の廊下に倒れていました。
翌早朝、小使部屋の炉の焚火に救われて蘇生ったのであります。が、いずれにも、しかも、中にも恐縮をしましたのは、汽車の厄に逢った一人として、駅員、殊に駅長さんの御立会になった事でありました。