후리가나로 읽는 일본 고전
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うんなんしゅびへい
雲南守備兵
木村 荘十
木村 荘十의 雲南守備兵(うんなんしゅびへい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,859자 · 76화면
「だ、誰れに剥がれたんだ?」
「誰だか分りゃアしないよ……あたいは眼が見えないし……身体が弱り切っていて……」
孫軍曹は弟の顔が見られなかった。彼は弟の頭を撫でようとして、そこにも深い傷痕を感じ、自分の痛い所へでも触れたような顔をしたが声だけは明るく云った。
「まあ、いいや、奴等も着る物がなくて困っていたんだろう。着物ぐらい幾らでも買ってやるからな」
そして一軒の估衣舗を見つけると、弟に着物をきかえさせて、街外れまでやって来た。
「兄さん」
春生は、突然立留って膝をつきそうになった。いい着物をきせられた嬉しさに、昂奮していたが、ここまで兄と一緒に歩いて来るのに、疲れ果てて了ったらしく、呼吸をぜいぜいいわせている。
「どうした、くたびれたか、かまわないからそこへ腰をおろせ」
孫永才はそう云って着物のよごれを気にする弟を丘の斜面にかけさせた。
「兄さん」
春生は、自分の疲れを見せまいと気を張りながら、着物を撫で廻して云った。
「随分立派な着物だね……あたい……こんな柔かい着物初めてだ」
「うん、よく似合うよ。鐘楼横の范家の令郎のようだぞ」
春生は、嬉しそうに顔をくちゃくちゃにして笑った。