후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かみなり
雷
海野 十三
海野 十三의 雷(かみなり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,706자 · 40화면
「えッ……」
といって二人は顔を見合わせた。
「どうです。御存知ありませんかナ」
と紳士が重ねて尋ねると、そのうちの一人が、ひどくおんぼろな衣服の襟をつくろいながら、オズオズと口を開いた。
「ええ、松吉というのは、儂のことですが、そう仰有る貴方は、どなたさんで……」
「ナニ、あんたが松吉さんだったのか。これは驚いた」と、紳士はギクリと身体を顫わせた。「もう忘れてしまったかネ、こんな顔の男を。……」
そういいながら、紳士はポケットから紙巻煙草を一本抜きだして口に銜えると、シュッと燐寸を擦って火を点けた。
赤い燐寸の火に照らしだされた不思議な紳士の顔を穴のあくほど見詰めていた松吉は、やがて大きく眼を見張り、息をグッと嚥むようにして叫んだ。
「ホウ、立派になってはいるが、お前さんはたしかに北鳴四郎……。もう、七年になるからナ。お前さんがこの町を出てから。……」
北鳴と呼ばれた紳士は、感激深げに、しきりと肯いた。
「そうだ、七年になる。あのとき僕はちょうど二十歳だったからネ」
「……しかし、よくまアそんなに立派に出世をして、帰って来られて、お目出たい。……それに引きかえ、儂のこのひどい恰好を見て下さい。