일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

でんぽう

電報

織田 作之助

織田 作之助의 電報(でんぽう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,565자 · 6화면

아오조라 문고

「あたしゃ一杯くわされた」

オトラ婆さんは口惜しがったが追っつかず、小隊長と二人でひっそり暮した。ある日小隊長は腹部に激痛を訴えたので、驚いた婆さんは灸を据えたが、医者は診て、こりゃ盲腸だ、冷やさなくちゃいけないのに温める奴があるかと、散々だった。幸い一命を取りとめ、手術もせずに全快したのは一枝や、千代やそれから千代の隣の水原芳枝という駅の改札員をしている娘たちの看病の賜といってはいい過ぎだろうか。この三人は小隊長の病気以来ずっとこの家に泊りこんでいるのである。オトラ婆さんだけに小隊長を任しておけないというのだろう。三人は小隊長やオトラ婆さんと同じように大晦日の来るのを待っていたが、しかし何故待つのだろう、誰を待ったのだろう。

大晦日が来た。夕方、千代の馬車が家の前に停り、降りたのは稗田であった。千代は稗田のあとについてのこのこ家の中へはいった。一時間して照井が帰って来た。白崎とは駅まで一緒だったが、奴さん、改札口で手間取っているから置いて来たと照井は笑った。白崎は半時間経って帰った。

「半時間も改札嬢と話してたのか」

三人がそろったので小隊長は大喜びだったが、オトラ婆さんは鬱々としていた。