일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

でんきばと

電気鳩

海野 十三

海野 十三의 電気鳩(でんきばと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,465자 · 52화면

아오조라 문고

と、一人の憲兵がピストルをだしました。

「まあ、まてっ」

と、良太おじさんは、いそいでそれをとめ、

「そんなことよりも、電気鳩がどこへゆくか、あとをつけてゆく方が大事なんだ。さあ、そこの二人は、電気鳩をすぐおいかけろ」

さすがに良太おじさんです。あわてずさわがず、二人に電気鳩のあとをおわせました。

そのとき、べつの方角から、わんわんと犬のほえるこえがきこえてきました。マルです。マルがほえているのです。良太おじさんは、むっくりおき、

「よし、のこった者は、自分についてこっちへこい」

スパイ団のほら穴は、いよいよ近くにあることがわかりました。

良太おじさんは、いさましくも憲兵隊のまっさきにたって、草をわけて走ります。おりから、ちょうどむこうの山から月がでました。

「こんなところにほら穴があったぞ。さあ、このなかへ突撃だっ」

というが早いか、良太おじさんは懐中電灯を片手に、さっとほら穴へとびこみました。みんなもそれにつづきました。

すると、べつの方角から、ぽんぽんという銃声がおこりました。

「うわあっ、憲兵だっ」

と、よろめきでてくるスパイ団は、そこにも良太おじさんたちのすがたをみて、二度びっくり。