일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しもばしら

霜柱

山本 周五郎

山本 周五郎의 霜柱(しもばしら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,328자 · 29화면

아오조라 문고

男は喉を撫でながら咳をし、仰向きに伸びたまま喜兵衛を見た。

「すると」と男はしゃがれ声で云った、「五十両はだめか」

「出てゆけ」と喜兵衛が云った。

「たった五十両、安いもんだがな」男は咳きいり、喉を撫でながら、ゆっくりと起き直った、「おう痛え、喉ぼとけが潰れるかと思った、おめえおっそろしく強えんだな」

喜兵衛は黙って立っていた。

「こうとは知らなかった、どうやら相手をまちげえたらしい、おめえなら話はわかると思ったんだが、おう」と男は喜兵衛を見て、わざとらしく首をすくめた、「そんなおっかねえ顔をするなよ、足がふるえて立てなくなるじゃねえか、いますぐに出てゆくよ」

男は掛け声をして立ちあがり、大げさによろめいて、また喉を撫でた。

「しようがねえ、もう運の尽きだ」男は溜息をついて云った、「じたばたしても始まらねえからおやじの名を出すとしよう」

喜兵衛はなお黙っていた。

「勘当されても血はつながってる」と男は続けた、「当藩の家老、繁野兵庫の子だ、義十郎だと素姓をあかせば、まさかやつらも手は出せめえ、これからは繁野義十郎を看板に、大手を振って歩いてやるぜ」

「この城下のことはそれで済むかもしれない、だが海道筋に人相書の廻っているという、凶状のほうはどうだ」