일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しもばしら

霜柱

山本 周五郎

山本 周五郎의 霜柱(しもばしら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,328자 · 29화면

아오조라 문고

「向うにそんな気持があればこっちに通じない筈はない、おれにだって人の気持を感じとるくらいの能力はあるんだ」

「もう一つの理由は」と石沢は構わずに続けた、「これはおれの想像だけれども、繁野さんがおまえを好いてるということだ」

「なんだって」

「あの温厚な人がそれほどきびしくするというのは、おまえを好いているからではないか、そうだ」と石沢は大きく頷いた、「単に家老と郡代支配という関係なら、そんなにきびしく当るわけがない、おまえはいま子供でも叱るようにと云ったが、繁野さんはおまえを好いているため、親が子供にきびしくするようにきびしくするのではないか、それならおれにはよくわかるが、おまえにはそうは思えないか」

「そうだ」と喜兵衛は顔をあげた。

「そう思えるか」

「いや違う、ようやく思いだしたんだ」と喜兵衛は首を振って云った、「熊平のことを持ちだしたのはそのことが云いたかったからだ」

おかやは酒を取りに立っていった。

「あのとしよりはなんにも信じなかった」と喜兵衛は続けた、「おれもいまはなにも信じられない、たとえ繁野老職の口から、おまえを子供のように思っているとは云われても、おれは断じて信じないぞ」