일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ろはんせんせいとかがく

露伴先生と科学

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 露伴先生と科学(ろはんせんせいとかがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,198자 · 15화면

아오조라 문고

熱の現象には慣性がないというのが特徴であって、普通の意味では急に冷やしても、冷やす水の温度よりは冷たくはならない。しかしこの問題に関連して、少し考えてみたいことがあったのだが、のびのびになってしまったわけである。

丁度その頃、私は国際雪協議会に提出するために『雪の結晶』という映画を作っていた。それがその翌年、昭和十四年の春に完成したので、銀座の東宝の試写室で試写をした。その席へひょっくり露伴先生が小林君とたしか文子さんかに助けられながら、お見えになった。この映画は試写には露伴先生にまみえ、後には天覧も賜わった。まことに果報な映画である。この時の先生は前年よりも急に衰えが見え、自動車の乗り降りも大分難儀なようであった。それだけに先生の「若々しい情熱」と科学に対する愛情とには感を深くした。

その後一年か二年か後に、また伝通院へ伺った時には、先生は床についておられた。その枕頭でいろいろな話を伺ったが、話題はやはり科学に関係したものが多かった。その時の先生は、界面現象のことにひどく興味をもたれ、いろいろな質問が出た。「この方面は物理学でも化学でも、現在非常に大切な分野となっているので、ファラデーが今生きていたら界面現象の研究に着手するだろうという人もあるくらいです」