후리가나로 읽는 일본 고전
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ろはんせんせいとかがく
露伴先生と科学
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 露伴先生と科学(ろはんせんせいとかがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,198자 · 15화면
鐘に釁るというのは、昔支那で鐘を鋳た時に、これに牛や羊の血を塗ったという言い伝えがあるが、その伝説に興味をもって、露伴先生の意見を求められたのである。『寺田君をしのぶ』によると、その問題は「卒然として答えるにはあまりに多岐多端なことであるから、大要を語った後に、数日を費して自分は自分の方の分内でそれに関することを記しつけ」それを寺田先生に渡されたそうである。その調べによると、これは鐘を鋳る時に、犠牲の血をもって祭典を挙行するという意味に使われた場合が多いそうである。しかしその中には露伴先生は否認されたが、ずっと昔に逍氏の説というのがあって、それでは鐘を鋳た後に、羊の血をもって鐘の裂罅に塗るという説もあった。またこの説を裏書きする方の明の宋氏の洪鐘の詩の序中の事実も後になって見付かり、それも寺田先生に伝えられた。
寺田先生はこの鐘に血を塗るという操作について「本来は恐らく犠牲の血によって物を祭り清めるという宗教的の意義しかなかったのであろうが、併し特に鐘の割れ目に塗るということがあったとすると、それは何かしら割れ目のために生じた鐘の欠点を補正するという意味があったのではないか」