일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せいしゅんのいきのあと

青春の息の痕

倉田 百三

倉田 百三의 青春の息の痕(せいしゅんのいきのあと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,338자 · 254화면

아오조라 문고

三日たちました。七月十五日の朝、姉は虫が知らすとでもいうような死の予感を感じたらしく、和枝(生後七十日足らずの姉の子)を見せてくれと申しました。和枝は乳がないので乳母の手で育っていたのです。姉は不幸な、嬰児の顔をしみじみ眺めていました。その日の午後姉は一同を病床に呼んでくれと父に乞いました。その時、医者はもはや臨終であると告げました。一族は姉の枕元に集まりました。それから息を引き取るまでは実に美しい、尊い感動すべき光景でありました。姉は一同に別れの言葉を告げ、両親に愛育を感謝し、祖母の身の上を労い、自ら合掌して念仏してくれよとたのみ念仏の声につつまれて消ゆるごとくに死にました。死ぬ間際まで意識は水のごとく澄んでいました。死ぬ三分間前に姉は「百三さん、百三さん」と呼びました。私は姉の手を握りました。「あなたは私を可愛がってくれたわね、兄妹のなかでも……」ここまでいった時にもはやものをいう力がなくなりました。「お前は見あげたものだ、このような美しい臨終はない、私もじきに後から行くぞ」父はこういって涙をこぼしました。まったく、十分間後に死ぬる人間の口からさまざまないじらしい道徳的な言葉を聞くのはやる瀬のないようなものですね。