일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せいしゅんろん

青春論

坂口 安吾

坂口 安吾의 青春論(せいしゅんろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 34,657자 · 69화면

아오조라 문고

僕は時々日本棋院の大手合を見物するが、手合が終ると、必ず今の盤面を並べ直して、この時にこう、あの時にはあの方がというような感想を述べて研究し合うものである。ところが、勝った方は談論風発、感想を述べては石を並べその楽しそうな有様お話にならないのに、負けた方ときたら石のように沈んでしまって、まさに永遠の恨みを結ぶかの如く、釈然としないこと甚だしい。僕でも碁を打って負けた時には口惜しいけれども、その道の商売人の恨みきった形相は質的に比較にならないものがある。いのちを籠めた勝負だから当然の話だけれども、負けた人のいつまでも釈然としない顔付というものは、眺めて決して悪い感じのものではない。中途半端なところがないからである。テレ隠しに笑うような、そんなところが全然ないのだ。

将棋の木村名人は不世出の名人と言われ、生きながらにしてこういう評価を持つことは凡そあらゆる芸界に於いて極めて稀れなことであるが、全く彼は心身あげて盤上にのたくり廻るという毒々しいまでに驚くべき闘志をもった男である。碁打の方には、この闘志の片鱗だに比肩すべき人がない。相撲取にも全然おらぬ。