후리가나로 읽는 일본 고전
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あおふくのおとこ
青服の男
甲賀 三郎
甲賀 三郎의 青服の男(あおふくのおとこ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,026자 · 29화면
何でも向うへ着いたのが、十一時過ぎとかいってましたっけ」
「こちらの御主人はすぐ引返したんですね」
「えゝ、所がね、向うへ行って、卓一さんが又駄々を捏ねましてね」おかみはしようがないという風に顔をしかめながら、「茅ヶ崎の駅近くに来ると、卓一さんはこゝでいゝ、後は歩くというんですって。どうせ来た序でだし、もう少しの事だから、家まで送ろうというと、いや、ひょっと信造が待ってると、自動車の音が分るし、自動車に乗って来たなんて事が分ると、奴の機嫌を損じるから、汽車で来た心算でこゝから歩くって、諾かないんですって。そこで宅は別荘の大分手前で車を停めて、卓一さんを下して、そのまゝ引返して来たんです。卓一さんはその時は別に胸が苦しいような様子だったとは聞かなかったのですが」
之ですべては明瞭になった。もう之以上は訊くべき事もないと思ったので、刑事は腰を上げた。
「どうも、お邪魔しました」
「宅が帰り次第、お手伝いに参りますからって、信造さんに宜しく仰有って下さい」
喋り疲れたか、おかみはホッとしたようにいった。
夜店の連珠
「なるほど、それじゃ問題にならんね」