일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かばんらしくないかばん

鞄らしくない鞄

海野 十三

海野 十三의 鞄らしくない鞄(かばんらしくないかばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,653자 · 73화면

아오조라 문고

顔をしかめる者、ぺっぺっと唾を吐く者。中には仔猫の死骸が入っていた。それと赤い紐が一本……。

靴の先と棍棒とで、鞄は崖を越して海へ。

その鞄は、執念深いというのか、海上を漂ううちに海岸へ漂着した。元村の桟橋のすぐそばであった。

警官が聞きこんで、その鞄を検分に来た。彼は東京からの指令を憶えていたので、早速「それらしきもの漂着す」と無電を打った。

折返し、新しい指令が来た。警官たちは忙しくなった。旅館は一軒のこらず臨検をうけた。

その結果、目賀野が見つかって、飛行機で到着したばかりの田鍋課長の前へ呼び出された。

目賀野は、その鞄と無関係であることを主張した。いわんや殺人事件などは思いもよらないと抗弁した。

三日間、のべつに取調がつづけられ、目賀野が陳述した重要事項は、次のようなことであった。

「別に悪いことをした覚えはありません。君も知っているとおり、昔からわしは曲ったことは大嫌いだ。……しかし、ちょっと慾の気は出した。例のラジウム二百瓦の入った鉄の箱が、この三原山の噴火口の中に投げこんであると耳にしたもんだから、なんとかそれを取出そうと思ってね。いや、取出せばその筋へ届けるつもりだった、本当です。