일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かぜ

風

壺井 栄

壺井 栄의 風(かぜ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 38,702자 · 78화면

아오조라 문고

」

すると彼は苦笑して、

「ありゃあ借りてたんだよ。Sの一帳羅を。」

「あれが一帳羅。」

今の修造は、いつか本郷であったおかっぱの男と同じように、コール天のズボンに黒いルパシカのきたきり雀だった。どうやらそれが、はやりらしかった。寒いときには、その上に肘のすりきれたよれよれのオーバーを着た。オーバーは、ときにはまた、いつも着物のIやNが着物の上に羽織って出かけることもあった。米がなければ食いにくるし、金がなければ借りにくる。いわば、おたがいの財布は見通しのようなそんな一団に修造もくわわっていた。そこに茂緒が仲間入りできるかどうか、茂緒自身はまだ考えるところまでいってはいなかったのだが、修造の方には、茂緒にたいして、汚れたシャツは捨てたい気もちと同じように、何か新しいふんぎりを、ここらでつけねばと思っていたらしい。それは故郷と母につながる思いでもあった。彼は懸命に仕事をさがし、そしてやっと見つけてきたのである。知人のKの勤めている通信社の仕事だった。それは、名士の講演を聞いてまわっては、その要点を筆記してかえり、書きあらためて地方の新聞へまわすという仕事だった。