후리가나로 읽는 일본 고전
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ガドルフのゆり
風の又三郎
宮沢 賢治의 風の又三郎(ガドルフのゆり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,150자 · 48화면
そしてはてな、あれは。)
諒安は眼を疑いました。そのいちめんの山谷の刻みにいちめんまっ白にマグノリアの木の花が咲いているのでした。その日のあたるところは銀と見え陰になるところは雪のきれと思われたのです。
(けわしくも刻むこころの峯々に いま咲きそむるマグノリアかも。)斯う云う声がどこからかはっきり聞えて来ました。諒安は心も明るくあたりを見まわしました。
すぐ向うに一本の大きなほおの木がありました。その下に二人の子供が幹を間にして立っているのでした。
(ああさっきから歌っていたのはあの子供らだ。けれどもあれはどうもただの子供らではないぞ。)諒安はよくそっちを見ました。
その子供らは羅をつけ瓔珞をかざり日光に光り、すべて断食のあけがたの夢のようでした。ところがさっきの歌はその子供らでもないようでした。それは一人の子供がさっきよりずうっと細い声でマグノリアの木の梢を見あげながら歌い出したからです。
「サンタ、マグノリア、
枝にいっぱいひかるはなんぞ。」
向う側の子が答えました。
「天に飛びたつ銀の鳩。」
こちらの子がまたうたいました。
「セント、マグノリア、
枝にいっぱいひかるはなんぞ。