일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ふうきんとさかなのまち

風琴と魚の町

林 芙美子

林 芙美子의 風琴と魚の町(ふうきんとさかなのまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,372자 · 27화면

아오조라 문고

一度は食べてみたいと思ったおばさんの、内職の昆布が、部屋の隅に散乱していた。五ツ六ツ私は口に入れた。山椒がヒリッと舌をさした。

「生きてあがったとじゃから、井戸浚えもせんでよかろ」

朝、その水で私達は口をガラガラ嗽いだ。井戸の中には、おばさんの下駄が浮いていた。私は禿げた鏡を借りて来て、井戸の中を照らしながら、下駄を笊で引きあげた。母は、石囲いの四ツ角に、小さい盛塩をして「オンバラジャア、ユウセイソワカ」と掌を合しておがんだ。

曇り日で、雨らしい風が吹いている。

父は、着物の上から、下のおじさんの汚れた小倉の袴をはいて、私を連れて、山の小学校へ行った。

小学校へ行く途中、神武天皇を祭った神社があった。その神社の裏に陸橋があって、下を汽車が走っていた。

「これへ乗って行きゃア、東京まで、沈黙っちょっても行けるんぞ」

「東京から、先の方は行けんか?」

「夷の住んどるけに、女子供は行けぬ」

「東京から先は海か?」

「ハテ、お父さんも行ったこたなかよ」

随分、石段の多い学校であった。父は石段の途中で何度も休んだ。学校の庭は沙漠のように広かった。四隅に花壇があって、ゆすらうめ、鉄線蓮、おんじ、薊、ルピナス、躑躅、いちはつ、などのようなものが植えてあった。