후리가나로 읽는 일본 고전
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めしまつま
飯待つ間
正岡 子規
正岡 子規의 飯待つ間(めしまつま)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,525자 · 126화면
極めて優しい顔であるがただ見たように思うだけで誰の肖像か分らぬ。それから暫くは火が輝いで居るばかりで何の形も現れて来ぬ。なお見つめて居ると火の真中に極めて明るい一点が見えて来た。それが次第に大きくなって往く。終に一つの大目玉が成り立った。それが崩れるとまた暫く何も出来ずに居たが、ようよう丸髷の女が現れた。その女の鬢が両方へ張って居るのは四方へ放って居る光線がそう見えるのである。その光線の鬢は白くまばらなので石膏細工の女かと思われた。この女は初め下向いて眼を塞いで居たが、その眼を少しずつ明けながらその顔を少しずつあげると、段々すさまじい人相になって、遂に髪の逆立った三宝荒神と変ってしもうた。荒神様が消えると耶蘇が出て来た。これは十字架上の耶蘇だと見えて首をうなだれて眼をつぶって居るが、それにもかかわらず頭の周囲には丸い御光が輝いて居る。耶蘇が首をあげて眼を開くと、面頬を著けた武者の顔と変った。その武者の顔をよくよく見て居る内に、それは面頬でなくて、口に呼吸器を掛けて居る肺病患者と見え出した。その次はすっかり変って般若の面が小く見えた。それが消えると、癩病の、頬のふくれた、眼を剥いだような、気味の悪い顔が出た。