후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
こうやひじり
高野聖
泉 鏡花
泉 鏡花의 高野聖(こうやひじり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,025자 · 71화면
(ご免なさいまし、)といったがものもいわない、首筋をぐったりと、耳を肩で塞ぐほど顔を横にしたまま小児らしい、意味のない、しかもぼっちりした目で、じろじろと門に立ったものを瞻める、その瞳を動かすさえ、おっくうらしい、気の抜けた身の持方。裾短かで袖は肱より少い、糊気のある、ちゃんちゃんを着て、胸のあたりで紐で結えたが、一ツ身のものを着たように出ッ腹の太り肉、太鼓を張ったくらいに、すべすべとふくれてしかも出臍という奴、南瓜の蔕ほどな異形な者を片手でいじくりながら幽霊の手つきで、片手を宙にぶらり。
足は忘れたか投出した、腰がなくば暖簾を立てたように畳まれそうな、年紀がそれでいて二十二三、口をあんぐりやった上唇で巻込めよう、鼻の低さ、出額。五分刈の伸びたのが前は鶏冠のごとくになって、頸脚へ撥ねて耳に被った、唖か、白痴か、これから蛙になろうとするような少年。私は驚いた、こっちの生命に別条はないが、先方様の形相。いや、大別条。
(ちょいとお願い申します。)
それでもしかたがないからまた言葉をかけたが少しも通ぜず、ばたりというと僅に首の位置をかえて今度は左の肩を枕にした、口の開いてること旧のごとし。