후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
両御番に三種ある。請取御番、昼御番、夕御番の三組である。請取御番は早朝に出役して前夜当番の者から御番を受け取る。昼御番は、老中若年寄の登城前に出頭し、夕御番というのはつまり当直で、申刻に出仕して朝請取御番が来るまで城中に詰め切るのである。一番すべて六人から出来ていて、交代に廻り持つのだが、戸部近江之介は組与頭である。番士の組替、御番の配列等をどうにでも決めることが出来る。その近江之介が喬之助に含むところがあるのだ。喬之助の知らないうちに番を切りかえておいたり、報せるべきことをわざと報せなかったり、いろいろ不都合が生じて、そのたびに喬之助が満座のなかで辱かしめられて来たのは、むしろ当然と言ってもよかった。してみると、何もこの日の成行きとのみ言わず、こういうことは、早晩何らかの形で現われなければならなかったのかも知れない。
とにかく、神尾喬之助は、顔や姿に似げなく、神経の太い青年である。今のように、多勢の前で五月蠅く喧嘩を売られれば売られるほど、喬之助は、自分でも不思議なほど冷静になっていくのだった。で、全然べつのことを考えながら、ただ手を突いて下を向いていたのである。