후리가나로 읽는 일본 고전
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まぞう
魔像
林 不忘
林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면
つい妙なぐあいに自分ばかりその油御用の議題に引っかかってなんどき経っても一つことを繰り返しているので、近藤相模守には、ああして聾者の真似をされるし、今また、清廉をもって鳴る平淡路守とは、言葉のいき掛りで正面衝突をしそうだし……いや、どうも、山城守、下らないことを言い出して散々になりそうだ。
散々になりそうなだけに、山城守は、額部を蒼白くして、淡路守に向っていた。
「神尾の件は、飽くまで拙者の責任でござるによって、その妻の生家にも責任の一部を持たせてお城出入りをさし止め、拙者としてもお詫びのひとつにしたいと存じたまでのこと。それには、代りの油納めの者が入要につき、人をつかわして調べさせましたところ、幸い今申した筆屋幸兵衛なる律儀者を探し得ましたので、これを、伊豆屋の代りに推薦いたした次第、然るに、商家に頼まれたの何のと、心外の至り、山城、近ごろ迷惑に存ずる」
うまいことを思いついて立派に言い退けたが、淡路守は、もう聞く興味もなさそうに、わざと冷然と太柱によりかかって、しきりに何かお書物を調べながら、隣座の米倉丹後にささやいてにこにこ笑っている。
激昂した、山城守、思わず大きな声が出た。