후리가나로 읽는 일본 고전
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かまをきずいてしりえたこと
魯山人陶説
北大路 魯山人
北大路 魯山人의 魯山人陶説(かまをきずいてしりえたこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,780자 · 98화면
それを持たないで、ただ人の声だけで信心するのですから無理な話です。そこで長次郎を見て、ただ何とも言えぬだけで感心していないで、もっと直視して、長次郎というものはどういうものだ、長次郎の茶碗は一体どこがどういいのかということを、根掘り葉掘り極めて行きますと、しまいには長次郎という人間が浮彫りになって来ると思うのです。ただ無暗にありがたがらないでよいと思います。たかが四、五百年前、信長か秀吉時代に生まれた眼のあたりの陶工を、遠い遠いところに置いて、霞を隔てて金銅仏でも拝んでいるような気にならないで、もっと具体的に見て行きますと、長次郎と話が出来ると思うのです。長次郎と話をしようなどと思う所無く、いきなり無条件に信心して、善男善女的信仰に陥ってしまって、ありがたいありがたいの一点張りで長次郎を見ているのでは、長次郎はなかなか友だちになって話をしてくれないのです。
従来の世間は陶器という別の美術があるかに見て取っているのですが、絵の場合の美と同じことなのです。美術的価値がある彫刻とも同じことなので、茶碗の場合、土でこういう(手で茶碗の形をつくる)形が出来ておるまでなのです。