후리가나로 읽는 일본 고전
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かまをきずいてしりえたこと
魯山人陶説
北大路 魯山人
北大路 魯山人의 魯山人陶説(かまをきずいてしりえたこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,780자 · 98화면
なかなかいろいろなことを研究しなければならぬ。茶碗のような簡単なわけには行きません。そこで長次郎という人が、茶をのむ人から茶碗を拵えてくれ、と言われてつくったまでの何でもない極めて単純な器、それだけのものに脇目もしないで悟るところの精神を集中する、そこが長次郎の天分であり、偉いところです。
利休が長次郎を指導したということは何にでも書いてありますが、私は利休というのはそんなに世間で言う程偉くないと思うのです。利休の書跡を見ますと、相当頑固なところがあります。それから練達の結果、強引に押すところがある。こなれた達筆であります。利休はいかにもしっかり者だったには違いない、よっぽどしっかりした人間だというような感じがいたします。しかし、長次郎は見ても、こいつはしっかり者だなというところはありません。ただ暖かい、まどかな、感じのいい楽に付き合える人間のようです。そうして貫禄では劣りません。朝鮮茶碗の中で井戸茶碗というのが有名ですが、なぜ井戸茶碗がいいのかというと、品格がよくて、貫禄という重さがあるのです。ほかのものでは名作ながら、何か軽々しいところがありますが、そういうよさでは長次郎が個人作家としては一番秀れた人だと言っても間違いないと思うのです。