후리가나로 읽는 일본 고전
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かいじんじゅうまんかん
魯庵の明治 山口昌男、坪内祐三編
内田 魯庵
内田 魯庵의 魯庵の明治 山口昌男、坪内祐三編(かいじんじゅうまんかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,671자 · 55화면
を富ますに足るほどの文学税を納める事が出来るかも知れない。人情本を焼き直した芸者文学やジゴマの本を作るものは即ち文学製造業の稽古を始めたので、追々には書画屋の仕入れ屏風や掛物を描いたり、三越や白木をお店とする美術家先生達と一緒に多額の営業税を納めるようになるだろう。恁ういう人達は郊外生活をするには及ばない。日本橋か銀座に何々株式会社と列んで白煉瓦の事務所を構える事が出来る。
▲上司小剣君は日本の文士の隠者生活を何時までも保存したいと云ってる。が、文人が之まで隠者生活を送っていられたのは職業たるを認められなかったからで、今日のように到る処に輪転機を運転して、機械の経済的能力を全うさせる為めに文人の頭脳をも又機械的にし、収税官史が文人の収入を算盤珠に弾き込むようになっては、文人は最早大久保や雑司ヶ谷に閑居して電車の便利を難有がってばかりはいられなくなる。富の分配や租税の賦課率が文人の旁ら研究すべき問題となって、文人の机の上にはイブセンやメエターリンクと一緒に法規大全が載るようになる。
▲其代りには市外に駆逐されないでも済むかも知れないが、或は駆逐されても電車の恩愛に頼らないで自働車を走らす事が出来るかも知れないが、メエターリンクの夢を難有がる専門文人にもなれず、ジゴマの本を作る文学製造業に従事する気にもなれ