일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

なるとひちょう

鳴門秘帖

吉川 英治

吉川 英治의 鳴門秘帖(なるとひちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 56,957자 · 114화면

아오조라 문고

手前は、啓之助様の召使なので、へい」

「ああ、同行してきた者ではないのか」といっているうちに、奥の目付屋敷の方から、森啓之助の姿がこっちへ向いて歩いてきた。

「誰じゃ、この方に密用があると申してまいった者は?」と啓之助、そこへ来て見廻すと一緒に、すぐと、門のかげにチラと見えたお米の姿に気づいたが、わざとそれを後廻しにして、組子にたずねた。

「ええ、啓之助様、その甲比丹の三次はここにおります。どうもまことにお久しぶりで」

「はて、そちは? ……いっこう覚えがないように思うが」

「こんな山の中だから、思いだせないのでございましょう。あなたもお船手組の森様、わっしも密貿易船の三次です。お互に水の上で顔を合せりゃ、ああ、あの時のあの野郎かと……」

「うむ、わかった、あの三次か」

「折り入って、お願いがあってまいりやした。誰か、お美しいお客様もあるところ、長いお邪魔はいたしませんが、ちょっと、しばらくお顔を貸していただきてえと存じますが」

啓之助は、下らぬ者を取り次いだ、組子の愚鈍を腹立たしく思ったが、何となく、脇の下へもたれこんでくるような三次の口ぶりを、強くはね返してもまずいかと考えたらしく、