후리가나로 읽는 일본 고전
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なるとひちょう
鳴門秘帖(三)
吉川 英治
吉川 英治의 鳴門秘帖(三)(なるとひちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 261,216자 · 521화면
子供は他愛なくもたれあって寝てしまう。
するとそこへ、ひとりの男が駈けてきた。四国屋の手代の新吉だった。少し気の立っている血相で、
「おい、うどん屋!」と外で呼ぶ。
「へい」と飛びだして「差上げますか」
「イヤうどんは要らない、今ここへ高貴なお方が見えるのだから、屋台をあっちへ引っ張って行っておくれ、目障りだ」
「へい」
「咎められないうちに、早くあっちへ行きなさい、あっちへ」
「へい」
「船が纜を解く間際には、よけいに混雑するから、屋台を引っくりかえされたって知らないよ」
「ヘエ、ですが……」と何かいおうとした時に、屋台をかすって、覆面をした侍が十四、五人、追い立てられた夜鴉のようにバラバラと疾走して行った。
「あっ……」と、うどん屋は肝をつぶして、あわてて商売道具を遠くへ運んで行った。
新吉はというと、原士の一群が目の前を通り過ぎた途端に、小屋の蔭にかがみこんでいた。そして、その足音の消えるのを待ってソロソロと奥のほうへ這いこみ、静かにまたたいている金紋の光へ探り寄った。
「……御窮屈でございましょう……ですが……ヘエ、もう間もなく……船から松兵衛という船頭が、水夫を連れてまいりますから……委細は松兵衛が……」