후리가나로 읽는 일본 고전
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めいせつじじょでん
鳴雪自叙伝
内藤 鳴雪
内藤 鳴雪의 鳴雪自叙伝(めいせつじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,693자 · 377화면
その頃は大芝居と小芝居とは劃然とした区別があったもので、大芝居の役者は決して小芝居には出なかった。小芝居は江戸に沢山あった。私どもの屋敷から行ける所では、まず金杉の毘沙門とか、土橋とか、采女原などにあって、土橋では鈴之助という役者が評判であった。毘沙門の小芝居で切ラレ与三を見たことを覚えているが、誰がやったのか役者の名は忘れた。与三郎が残酷に切られて、血だらけになったのを、とど俵に押込んで担いで行くのを見た時、いかにも怖しくまた可哀そうに思った。いつであったか土橋の芝居へも行くことになって途中まで出掛けた所、もう楽になっていると聞いて引返した事があった。その時よほど残念に思ったと見えて、いまだにそれを覚えている。小芝居の最も盛んであったのは両国であったが、これは屋敷から遠いので行かれなかった。こういう小芝居を総称して『オデデコ芝居』といった。大芝居を見たという事は大変に自慢になったけれども、オデデコ芝居を見るという事は何の面目にもならなかった。だから皆内々で行ったものである。
私の八歳の時に、継母は男の子を生んだ。大之丞と名づけられた。そこで私は始めて弟というものを持ったのである。