후리가나로 읽는 일본 고전
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めいせつじじょでん
鳴雪自叙伝
内藤 鳴雪
内藤 鳴雪의 鳴雪自叙伝(めいせつじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,693자 · 377화면
私の如き藩命に依る寄宿生は、多く小姓に出る閥があって、それぞれ出て行ったにかかわらず、私のみは既に足掛け三年もそのままでいる。私の家は曾祖父以来小姓に出る閥でもあるし、父は現在枢要にもいたのであるから、疾くに小姓位にはなるべきであったが、父は多くの人と異っていて、私を小姓にするのを名誉とせず、それよりもせっかく寄宿生となったからは十分漢学の修養をさせたいと思っていた、故に他より私を小姓にといっても拒絶していたのである。これは祖母があまり私の出身が遅いため心配して人に話した時、その人が告げたのである。しかし、当時の世子はまだ若くもあり、幕命により奔走もしていられたが、一方には文武の修業をせられつつあった。そこでお相手として文武の力を持った近習を要するので、そんなことから終に私も小姓に抜擢されるに至った。父もその時は争わなかったと思われる。そこで祖母はじめ一家の喜びはもとより、私も久々で嬉しい思いをした。それと共に吃る癖がさっぱりと癒って、君前へ出ても何ら差支ないことになった。この事だけでも私が既に相当の年になっていながら、内気で稚気が離れなかったことが分かるのである。