후리가나로 읽는 일본 고전
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めいせつじじょでん
鳴雪自叙伝
内藤 鳴雪
内藤 鳴雪의 鳴雪自叙伝(めいせつじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,693자 · 377화면
そして本系図は或る時代に紛失してしまった。この事は私の祖父が熱心に調べたのだけれども分らないで、今日に至っている。尤も丹波の隣国の丹後は細川幽斎の領分であったためか、内藤家の遺族が熊本藩にも幾人か仕えているらしい。そこで私が最近史談会の幹事を同じく勤めている関係から、熊本人の北野直壮氏に調べてもらったが、熊本の内藤諸家もその勤仕以後の人の姓名は知れているが、その以前の系図は伝わらぬという事である。唯私がこの頃国民新聞の徳富蘇峰氏が書かれたる日本国民史を見た時、織田が丹波に攻め込んだ際城を取られた者に内藤忠行というがある。これが恐らく私の家の先祖であろう。そして多くの家には通り字というがあって代々名の一字はそれを用ゆる事になっているが、私の内藤は必ずしもそんな事もせずにいて、古い時代の通り字さえ判らない、しかるに、前にもいった私が、明治五年に実印を失うと共に改名した、それは中庸の文字から素行とつけたのであるが、偶然にも先祖たる忠行の行の字を取った事になるのも不思議である。それから私の男子は、孰れも行の字を付けさせているがこれも先祖の霊の御引合せであろうか。