일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おうがいのおもいで

鴎外の思い出

小金井 喜美子

小金井 喜美子의 鴎外の思い出(おうがいのおもいで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,675자 · 254화면

아오조라 문고

を送ってもらいましたのは大正八年まででした。

本郷界隈

大学鉄門前の下宿上条にいた頃は兄も若かったし、そこへ折々遊びに行くのを楽しみにしていた私もまだ小さいのでした。父は千住で開業医をしていられて、人出入はあるのですけれど、私は偏屈な性質で、心安くする人もなく、学校の同級生には、近くの西洋造りらしい屋敷に住んで派手に暮すお医者さんの娘と、土地で名代の軽焼屋の娘とがありましたが、その軽焼屋も大分離れているので、行ったことはありませんかった。ただ家で本を読んだり、裏庭で土いじりをするくらいのものですから、兄に附添って下宿にいられる祖母が、用事があって家へ来られた時に連れて行ってもらうのが楽しみで、祖母の来られるのが待たれました。

下宿ではいつも好んで鉄門の見える窓の際にいました。いろいろな人の出這入が珍しいのです。日蔭に植えた低い檜があるので、外からは見えません。首を伸ばせば時計台は真正面です。その時計は大きなもので、五尺あるとか聞きました。始めて行った時、頭の上でちょうど時を打つカーン、カーンの音を聞いて、珍しいあまりに大声を挙げて、「鳴りましたよ、鳴りましたよ」