일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

がこせんにん

鵞湖仙人

国枝 史郎

国枝 史郎의 鵞湖仙人(がこせんにん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,555자 · 22화면

아오조라 문고

二

これでは水を泳ぐのではない。水の上を辷っているのだ。

スーッと行ってはクルリと振返り、スーッと行ってはクルリと振返る。

侍は腕を組んで考え込んだ。

「む――」と侍は唸り出して了った。だが軈て呟いた。「南宗流乾術第一巻九重天の左行篇だ! あの老人こそ鵞湖仙人だ! ……今に消えるに相違無い!」

はたしてパッと水煙が上った。同時に湖上の老人の姿が、煙のように消えて了った。

見抜いた武士も只者では無い。

むべなる哉この侍は、由井民部介橘正雪。

南宗流乾術第一巻九重天の左行篇に就いて、説明の筆を揮うことにする。

これは妖術の流儀なのである。

日本の古代の文明が、大方支那から来たように、この妖術も支那が本家だ。南宗画は本来禅から出たもので、形式よりも精神を主とし、慧能流派の称である。ところが妖術の南宗派は、禅から出ずに道教から出た。即ち老子が祖師なのである。道教の根本の目的といえば、長寿と幸福の二つである。この二つを得るためには、代々の道教家が苦心したものだ。或者は神丹を製造して、それを飲んで長命せんとし、或者は陰陽の調和を計り、矢張り寿命を延ばそうとした。