일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まあじゃんインチキものがたり

麻雀インチキ物語

海野 十三

海野 十三의 麻雀インチキ物語(まあじゃんインチキものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,412자 · 9화면

아오조라 문고

こいつは、たちまちその人に何飜かをつけることとなって、結果は非常に大きい。大会でこっぴどくやられるのは、大抵この種のインチキである。この方法にはいろいろとある。

最も普通の方法は、戦をはじめるに際し、自分の前に二重に積んだ牌を十七憧列べるわけだが、その際、重要なる牌二個を手の中とか袖の中とか、又は膝の下へ隠してしまって自分だけは一憧すくなく、つまり十六憧ならべる。そして、戦い酣なるとき、隠して置いたものを、人に気づかれないように、とり出しては、手牌の不用なものと取り換える。これは清一色めいたものにも利用が出来るし、それにまた普通十三枚の配り牌に対し、自分だけは十五枚も持っているのだから、手をかえ、聴牌に導くのは、極めて容易である。今から一年ほど前に常勝軍としてその名声高かりし某高段者の如きは、常にこの手を用いて常勝をつづけたもので、彼氏がそのインチキを発見せられたときは、非常な運のわるいときであり、大変焦り気味となって、前後を弁えず連続的にこいつを用いているのを、発見せられたものだと言うことだ。

他の方法としては、自分の前に並べる十七憧の何れかの一方の端の二枚か、又は両端の四枚をかねて、目をつけて置いた飜牌などにして置き、これを持牌とうまく掏りかえる。