후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
しばらくすると、じつに、ふしぎなことがおこりました。テーブルの上に、もたれかかっていた黄金豹が、みょうな動きかたをしたのです。こちらへ、とびかかってきたのではありません。テーブルの上から、ずるずると、すべり落ちたのです。そして、ぎゃくに、うしろのほうへ、なにかに引っぱられるように、すべっていくのです。
イスのうしろには、地底の廊下に面して窓があり、そのガラスが、二十センチほど開いていました。黄金豹は、その窓のすきまへ、ひきつけられていくのです。
豹の手足は、だらんとさがっています。胴体もまるで空気がぬけたように、グッタリしています。それが、わずか二十センチのすきまから、するすると、そとへ出ていくのです。そして最後に、大きな頭が残りましたが、それも、ひらべったく、ちぢまって、きゅうくつそうに、そとの闇の中へ出ていってしまいました。
「わかったかね。これが、園田家の書斎から、黄金豹が消えた秘密だ。あの窓のすきまが、通れるのなら、鉄格子のあいだだって、通れるはずだからね。」
明智が説明しているところへ、小林少年が帰ってきました。手には金色の豹の皮をかかえています。