후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
ふたりの警官は、かた手にピストルをかまえながら、怪獣めがけて、登っていくのです。そのふたりの黒いすがたが登るにつれて、だんだん小さくなっていきます。
ふたりは、もう七、八だんで、頂上というところまで登りつきました。ふたりの目には、怪獣が、ぐんぐん、大きく見えてきます。怪獣は、ものすごい顔でにらみつけているのです。いまにも、とびかかってきそうです。警官たちは、もし、とびかかってきたら、すぐ、ピストルをぶっぱなす、かくごでした。
そのときです。ギョッとするようなことが、おこりました。
金色のかたまりが、煙突の頂上から、パアッと、落ちてきたのです。ふたりの警官は、豹がじぶんたちに、とびかかってきたのだと思い、いきなりピストルを、ぶっぱなしました。しかし、ピストルの弾がとびだすころには、金色のかたまりは、もう警官の背中をとおりこして、ずっと下のほうに落ちていました。
黄金豹は、警官に追いつめられ、せっぱつまって、とびおりたのでしょうか。いくら怪獣でも、こんな高いところから落ちたら、大けがをするか、ヒョッとしたら、死んでしまうかもしれません。
下からは、「ワアッ。