일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こくしかんさつじんじけん

黒死館殺人事件

小栗 虫太郎

小栗 虫太郎의 黒死館殺人事件(こくしかんさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 296,741자 · 584화면

아오조라 문고

法水は文字盤の細刻を覗き込んで、

「なるほど、これはヴィクトリア朝に流行った羅針儀式(文字盤の周囲は英蘭土(イングランド)近衛竜騎兵聯隊の四王標である。ヘンリー五世、ヘンリー六世、ヘンリー八世 女王エリザベスの袖章で細彫りがされ把手には the Right Hon'ble. JOHN Lord CHURCHIL の胸像が彫られてある)ですね」と云ったけれども、それがどことはなしに、失望したような空洞な響を伝えるのだった。鍵の性能に対してほとんど信憑をおいていない法水にとると、恐らくこの二重に鎖された鉄壁が、彼の心中に蟠っている、ある一つの観念を顛覆したに違いないのだった。

「サア、名称は存じませんが、合わせ文字を閉めた方向と逆に辿ってゆくと、三回の操作で扉が開く仕掛になっております。つまり、閉める時の最終の文字が、開く時の最初の文字に当るわけですが、しかし、この文字盤の操作法と鉄函の鍵とは、算哲様の歿後、儂以外には知る者がないのです」

次の瞬間、唾を嚥む隙さえ与えられなかった一同が、息詰るような緊張を覚えたと云うのは、法水が両側の把手を握って、重い鉄扉を観音開きに開きはじめたからだった。