일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こくしかんさつじんじけん

黒死館殺人事件

小栗 虫太郎

小栗 虫太郎의 黒死館殺人事件(こくしかんさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 296,741자 · 584화면

아오조라 문고

ですから法水さん、私がもしデイシャス(沙翁の「ジュリアス・シーザー」の中でブルタスの一味)でしたら、さしずめこの場合は、羽織の環にこう申すところでしょうよ。一角獣は樹によって欺かれ、熊は鏡により、象は穴によって――と」

そこで、とりあえず開閉器の内部を調べることになった。ところがその結果は予期に反して、それには電障の形跡がないばかりでなく、把手を捻って電流を通じても、大装飾灯は依然闇の中で黙したままである。実に、それが紛糾混乱の始まりとなって、ついに問題は礼拝堂を離れてしまった。法水も、本開閉器の所在を津多子に訊す前に、なにより彼の早断を詫びなければならなかった。津多子は気勢を収めて、率直に答えた。

「その室は、礼拝堂から廊下一重の向うにございまして、以前は殯室(中世貴族の城館で、塗油式を行う前に屍体を置く室)だったのでございます。しかし、現在では改装されておりまして、雑具を置く室になっておりますが」

ところが、広間を横切って廊下を歩んで行くにつれて、水流の轟きはいよいよ近くに迫ってくる。そして、目指す殯室の手前まで来ると、その――耶蘇大苦難に、聖パトリック十字架のついた扉の彼方から、おどろと落ち込んでいる水音が湧き上ってきた。