후리가나로 읽는 일본 고전
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くろネクタイぐみのましゅ
黒襟飾組の魔手
山本 周五郎
山本 周五郎의 黒襟飾組の魔手(くろネクタイぐみのましゅ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,299자 · 27화면
そして龍介が大きな書棚を背にして深椅子にかけると、黙って一通の黒封筒に入っている手紙をわたした。龍介は一瞬間ぎょっとしたが、受取って中をあらためた。――中は龍介が混血児からわたされたのと同じ朱色の手紙で、こう書いてある。
警告。我等は貴家所蔵の黄色金剛石頸飾を頂戴せんと欲す。時日は八月十八日深夜二時。――しかしてこの事の事実なるを証拠だてる為、今十五日深夜二時、貴家の書斎に忍び込み、卓子の上に朱色の文字を書きおくべし。
黒襟飾組主領
「これは同じ物だ!」そういって龍介は校服のポケットから、さっきの挑戦状を取り出して伯父に見せた。子爵は、それを見て顫え上った。
「で、伯父さんはどうなさいます※(感嘆符疑問符、1-8-78)」
「いや万一のことがあるといかんと思ったから、顧問弁護士に頼んで私立探偵を一人顧ったよ。四時にはくるといったから、もうすぐにやってくるだろう。とにかく探偵の意見も訊いてから、どうにかしようと思っている」
龍介はひょいと深椅子から立上った。
「しかし――何故、此奴等は僕に喧嘩を吹かけてきたのだろうな、一騎討をやろうなんて」
龍介が独言をもらすと、子爵が傍から、