轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
『ケプロン・くろだのこうそう』について
中谷宇吉郎集 第八巻
中谷 宇吉郎
中谷宇吉郎『中谷宇吉郎集 第八巻』。同一底本的分册已合并为一书。收入:『ケプロン・黒田の構想』について、桂浜、北国の春、金鱗湖、高度八十マイル、写真と暮らした三十年、寅彦の遺跡、南極・北極・熱帯の雪、百科事典美談、北海道開発に消えた八百億円、母性愛の蟹、娘の結婚、雪の化石2、六三制を活かす道、ピーター・パン。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 85,890 字 · 178 页
といわれた。結果は、犬丸さんの言ったとおり、たいへん安くあがって、大いに助かった。何も帝国ホテルの提灯持ちをするわけではないが、例えば外国の一流の学者をつれて行って、五百円で夕食の食えるところは、帝国ホテルくらいのものであろう。もっとも結婚披露は五百円では出来ないから、誤解のないように断っておく。
日本で宴会に金がかかるのは、会合を楽しむ術を、皆が知らないからである。宴会あるいは集会の目的は、いろいろな人、あるいは友人たちに会って、皆が楽しく、ひとときを過す点にある。御馳走とか、余興とか、あるいは芸者などのサービスとかいうものは、その目的を達するための手段である。皆が楽しむ術を知らないと、いろいろな手段を講ずるのに金がかかり、効果はその割に上らない。
それでこういう場合には、司会者が非常に大切である。幸いなことには、そういう相談をするのに、今の日本では最適任者と思われる人を一人知っている。それは小林勇である。それで早速、勇のところへ出かけて行って、誰がよかろうかと、相談してみた。そしたら勇が一寸考えて、「それは一寸むつかしい。仕方がない、俺がやってやろう」