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にさんのさんめいについて

二、三の山名について

木暮 理太郎

「霧の旅」1928(昭和3)年6月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 28,599 字 · 57 页

青空文庫

、第3水準1-15-1)神、雅(稚の誤か)彦霊神、鳴雷光神、大山祗神、高※(「雨かんむり/龍」、第4水準2-91-91)神の五神となっているから、寧ろ神に縁のある社ともいう可く、遠賀はオガミの略されたものかも知れぬ。遠賀神社の祭神は倉稲魂神でなければならぬから、土俗稲荷大明神の社なりと唱えていたということは、古伝を忠実に保存していたもので、この稲荷社が式内の遠賀神社たることを証するものである。この神は元来米と粟の神殊に米の神であったのが後に五穀の神と崇められた。

又鶴岡の西方海岸に加茂町がある、これは小さな港であるが小舟の碇泊には便利である。今此町には加茂の神の社はないが、昔は然しあったものと考える。加茂はチアム語のハモで稲圃を意味する。現に馬来語では陸稲のことをフマというている。加茂の神は即ち稲圃の大神である。加茂は諸国に多い地名である。

尚又瀬戸内海に面した淡路や伊予などの海岸には、福良或は福浦という地名がある、これはチアム語のパクレン(Pakr※(ダイエレシス付きO小文字)n)の転訛で、地方長官というような意味であるという。東京湾の横須賀附近や木更津附近にもフクラと云う古名があった。