轻松读懂日语经典作品
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
「俳句は斯く解し斯く味ふ」新潮社、1918(大正7)年4月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 73,016 字 · 144 页
はじめ一匹飛んで来た蛍で、皆が大騒ぎをして取ろうとするけれども、ついと軽く逃げて向うへ飛んで行ってしまった。子供が鬼事などをする時に「その手は食わぬ」などとよくいうものである。その言葉をここへ持って来たもので、なかなかその手は食わぬ飛びぶりをして、蛍は巧みに逃げてしまった、というのである。
江戸住居
青草も銭だけそよぐ門涼 一茶
江戸に住っていた頃の句で、江戸は何事も銭の事で、青い草さえ銭相当のそよぎようをするというのである。門涼みをしておる場合に其処に草花でも売りに来る、この草は何銭、この草は何銭という時、やはり少し涼しそうに見えて風にでもよく戦ぐやつはそれ相当に値段が高い、やはり銭相当の戦ぎようをする、というのである。これも表面は滑稽で、裏面には真面目な憤慨がある。「銭だけ」という俗語を「戦ぐ」事に用いたところが手腕である。
九輪草四五輪草で仕舞けり 一茶
柏原辺は冬の寒さが強いので、宿根草の草花なども十分に発育しないものが多いそうである。九輪草を植えて咲かして見たけれども、なかなか九輪草の名の如く沢山の花は著かず、四、五輪咲いたばかりであった、というのを「四五輪草でしまひけり」