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よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

「国民之友」1892(明治25)年5月~9月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 135,622 字 · 269 页

青空文庫

詩人歌うて曰く「落花紛々、雪紛々、雪を踏み花を蹴って伏兵起る。白昼に斬取す大臣の頭、噫時事知るべきのみ。落花紛々、雪紛々、あるいは恐る、天下の多事ここに兆すを」。然り、天下の多事はこれより兆せり、彼は明らかに彼の首を以て、その政策の失廃を天下に広告したり。

〔註〕左に掲ぐるは、和蘭王の忠告書、及び幕閣より与えたる、返書なり。

鍵箱の上書和解

この封印する箱には和蘭国王より 日本国君(征夷大将軍を指し奉るなり)に呈する書簡の鍵を納む。この書簡の事を司るべき命を受る貴臣のみ開封し給うべし。

暦数千八百四十四年二月十五日(天保十四年癸卯十二月二十七日に当る)

瓦剌汾法瓦(和蘭国都)に記す

和蘭国王密議庁主事

名花押(文字読むべからず)

長崎所訳名氏アー・ゲー・アーフアンラブハン

鍵箱の封印和解

王の密談所

書簡外箱上書和解

日本国君殿下和蘭国王

書簡和解

神徳に依頼する和蘭王兼阿郎月(払朗察国の地名)納騒(独逸国都の地名)のプリンス(爵名)、魯吉瑟謨勃児孤(和蘭国の地名)のコロートヘルトフ(爵名)微爾列謨第二世、謹んで江戸の政庁にまします徳威最高、威武隆盛なる大日本国君殿下に書を奉じて微忠を表す。