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ふじんさっか

婦人作家

宮本 百合子

「婦人と文学」附録、筑摩書房、1951(昭和26)年4月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 28,898 字 · 58 页

青空文庫

を一堂にあつめた第一回全ソヴェト同盟作家大会がひらかれた。フランスからはロマン・ロラン、アンドレ・ジイド、アンリ・バルビュス、アンドレ・マルロオなどの他に世界革命的作家同盟のフランス支部の責任者であるポール・クーチュリエの五人が招待された。この大会は知識人と労働者が真に団結してファシズムと闘い、文化の自由を守らなければならないことを世界にしらした。これが動機となって一九三五年六月三日パリで「文化擁護のための国際作家大会」がもたれた。ファシズムに反対するすべての作家が結集した。当時日本ではかろうじて進歩的な世界文化の動きを紹介していた新村猛は『世界文化』十月号にこの意味深い大会の報告を伝えた。小松清もこの文化擁護の大会の議事録を翻訳して、日本にもファシズム反対のなにかの行動を可能にしようとした。

プロレタリア文学運動が破壊されたことは、プロレタリア作家たちが組織を失い、分散させられ、その困難の中で稲子の「くれない」、中野重治「村の家」、宮本百合子「乳房」などが生まれたというばかりではなかった。小林秀雄の評論活動をはじめとして、プロレタリア文学運動に反撥することで、それぞれの派の存在を支えていた「純文学」