轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
しょうらいのにほん
将来の日本
徳富 蘇峰
04 将来の日本
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 122,399 字 · 240 页
一、皇国中の知行に課し、高一万石に百石と定め政府の貢米に仰せつけらるべきこと。
ただし幕府御辞職なれば莫大の用度を省かれ諸侯室家帰国参勤相やめ、江戸引払いにてこれまた莫大の省減なり。十分一の貢米は当然なり。紙幣はこの貢米よりようやく取り収めのこと。
一、刑法局を建てらるべきこと。
一、海軍局を兵庫に建てらるべし。関東諸侯の軍艦御取り寄せ十万石以上の大名に課せて、高に応じ、人数を定め、兵士を出ださしめ、西洋より航海士ならびに指揮官を乞い受け、もっぱら伝習せしめ年々艦数を増し、熟練のうえは人心一致士気盛興万国の形勢と並立すべきこと必然なり。その総督官は大名のうちその器に当たらるる人へ命ぜられ、以下の士官は関東諸藩当時熟練の士を挙用すべし。すべて用度はまず勘定局より出だし外国交易盛行のときに至れば諸港の運上交易の商税をもってこれに当つべし。
この費用莫大なれば貨財運用の妙は議事院中の人傑必ずよくこれを弁ずるものあらん。
一、兵庫開港期日すでに迫れり。国体名分改正の初めなれば旧来の条約明白適中せざるは一々に改正し公明正大百年不易の条約を定むべし。ただおそらくは事件によっては忌嫌なきにしもあらざるべし。