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ぶんがくについて
文学について
宮本 百合子
「文化評論」1967(昭和42)年8月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 6,949 字 · 14 页
三 立候補しない。だから党的に成長しない。
四 宮本百合子を評価することは他の党員作家に対して有害である。
以上の項目の若干についてある程度の訂正もされたようですが、とりあえず全体としてかんたんに事実をあきらかにいたします。
一 私の作品が大衆にどの程度よまれているかいないかということは、出版統計や職場の図書部や文学サークル、図書館その他に調査の大体が示しています。去る三月九日のアカハタにもしるしたとおりであり、これらについては反覆する必要はないでしょう。
文学運動について多少とも冷静に客観的事実を重んじる人は、それが従来の民主的プロレタリア文学の読者層をより広く開拓したことは率直にみとめています。そのことはそれに満足するということでないのはもちろんですが。自身が三行以上読んだことのない小説についてどうしてその内容につき、階級的価値について断言することができるでしょうか。
わたしの文学作品の階級性については、一九三一年ソヴェトから帰ってプロレタリア作家同盟に参加してから今日までの全作品と全評論とを冷静に検討すれば、基本的解答は明らかだろうと思います。