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はは

母

太宰 治

疏散在津轻时,一个复员青年来聊地方文化。本想随便答答,没想到后来发生了像哀话一样离奇的事。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 7,223 字 · 15 页

青空文庫

」

と言った。

「わるい小説は、すすめないさ。」

その本は、私が、どんなものを読めばいいかという彼の問いに応えて、ぜひそれを読めとすすめた短篇集なのであった。

「まったく偉い作家だ。僕はいままで知らなかった。もっと早くから読んでおればよかった。万世一系とは、こんな作家の事を言うのです。この作家にくらべたら、先生なんかは乞食みたいだ。」

その短篇集の著者が、万世一系かどうか、それは彼の言論の自由のしからしむるところであろうから、敢えて不問に附するとしても、それに較べて私が乞食だという彼の断案には承知できないものがあった。としの若いやつと、あまり馴れ親しむと、えてしてこんないやな目に遭う。

私はもういちど旅館の玄関から入り直して、こんどはあかの他人の一旅客としてここに泊って、ぜが非でも勘定をきちんと支払い、そうして茶代をいやというほど大ふんぱつして、この息子とは一言も口をきかずに帰ってしまおうかとさえ考えた。

「さすがに僕の先生は、眼が高いと思いましたよ。じっさい、これは面白かった。」

小川君は、しかし、余念なさそうに、そう言う。

僕のほうで、ひがみすごしているのかな? と私は考え直した。