轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

06 一九三九年(昭和十四年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 374,755 字 · 745 页

青空文庫

というわけ。でも、一ヵ所でそう云われたからといって、それであきらめるのはと云われるかしら。金を儲けたい無責任のものならやらせようとするだろうが、とにかくそのことを云ってやるということにしました。

顔の絵こんなところなのですもの、愛くるしいのよ。あなただって、なるほどそんなところならあぶないなとお思いでしょう、瞼の皮がうすいからひきつれて、こわいこわい顔になるわ。それから銀座へ出て、野原へお送りするのり。その他お義理の買いものして、もう五時というのに夜の景色になった尾張町から新橋まで夜店まで見ながら歩いて、新橋からバスで目白まで。この頃の木炭バスは小日向のあの坂ね、大きい、あれをのぼるのに這うようです。胴震いをしながら、うなりながらやっとこさでよじのぼります。

島田の方はいろいろまだあるそうです。お母さんがあなたへと十円下さいました。明日お送りします。ああそれから山口氏へは商品券にしました。炭をね、一月あるかなしですから島田へおねがいしてお金送って、送って頂きましょうと思います。家族間の自家用は許可されるそうですから。お米もどうにかなるでしょう、しかし一時に一俵以下故。