轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

げんだいにほんのしそうたいりつ

現代日本の思想対立

戸坂 潤

「現代日本の思想対立」今日の問題社、1936(昭和11)年12月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 125,540 字 · 245 页

青空文庫

そして、「科学者が科学の厳粛性について強い自覚があればある程、科学的精神への悟入も強く、客観的真実を探究することに人間活動の最高の悦びを感ずるのである。……この場合、科学者の眼は単に科学の一小分野のみを覗く専門家の眼としては存在しない。その心眼は自己を取巻く周囲の全体性を遺憾なく見究める能力を発現する。換言すれば狭隘な専門家の眼から全世界の法則や機構が、その専門を通して生々と見据えられるのである」(「田辺元氏を語る」―『科学ペン』)。こういったイデオロギーが最近の個別科学者に要請されているといってもいい。この頃、石原純氏(「自然現象と社会現象」―『改造』)や、鈴木清太郎氏(「科学と社会認識」―『科学ペン』)、その他の人によって、個別科学理論(物理学理論)から社会現象への類推がなされているのも結構なことだが、類推は一応は譬喩として面白いに違いない。だがこういった機械的類推で、有機的「場」の全体性を「遺憾なく見究める」ことが出来れば幸だ。

とまれ近時の科学界はあまりにこんとんとして多岐にわたっている。で、限られた面で見透すことは僭越だ。が、自然科学の、それも一小部分だけでも概観してみる。