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「ねぎさまみやた」そうさくメモ

「禰宜様宮田」創作メモ

宮本 百合子

「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 6,713 字 · 14 页

青空文庫

が、今の信夫山のあるところまで来ると、ウンザリしてしまって、負うて居た泥をみんなあけた。ら、それが信夫山になって、そのジャイアントは、その山の頂上に腰をかけて、下をはるかにながれて居るあぶくま川で足を洗った。

○日本武の尊が、きずを洗った古湯。

○穴*の彼方に大変狐が居た。狐火。で汽車がとまった。

はだかろーそくのような形で又炬火の小さいようなものである。美くしい、ヒラヒラ、ヒラヒラともえて行く。

小林区の御役人が来るので、待って居ると、それが見える。

架空索道

(一)索道は、今から五年前に出来た。

(二)もいわ、の村から荷を運搬するためで、十二円五十銭ずつの株式組織である。が、今は利益は全然なく、二円五十銭、三円で、一株が売買されることになって居る。

(三)今のところ廃する問題はないが、こんど改築のときがあやしい位費用だおれになって居る。

もいわ、の鉱山からどしどし鉱石でも出れば、又鉱山の専有にでもなれば有望でないこともない。

(四)価格のやすいものはやすい金でとりあつかってくれる。ときどき荷が落ちることがある。会社で、その代をはらう。

(五)何か一つどこかで荷が落ちると、その震動がどこまでも伝る。