轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

かつしかみやげ

荷風随筆集(上)

永井 荷風

永井荷風『荷風随筆集(上)』。同一底本的分册已合并为一书。收入:葛飾土産、鐘の声、銀座、里の今昔、寺じまの記、伝通院、夏の町、日和下駄、深川の散歩、放水路、水のながれ、向嶋、向島、元八まん、霊廟。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 133,224 字 · 269 页

青空文庫

静なる池のおもてに蘆は俄に打ちそよぎつ。

そは遮ぎられたる風の静なる顫動

さながら隠れし小禽のひそかに飛去るごとく

さとむらがり立ちて起ると見れば消え去るなり。

また Odelettes と題せられた小曲の中にも、次の如きものがある。

Un petit roseau m'a suffi

Pour faire fr※(アキュートアクセント付きE小文字)mir l'herbe haute

Et tout le pr※(アキュートアクセント付きE小文字)

Et les doux saules

Et le ruisseau qui chante aussi;

Un petit roseau m'a suffi

A faire chanter la for※(サーカムフレックスアクセント付きE小文字)t.

蘆の細茎。その一条をとりてわれかつて笛吹きし時

たけたかく伸びし野の草はおろかや

牧場は端より端にいたるまで

あるいはしなやかなる柳の木

ささやかなる音して流るる小川さへ

皆一時に応へてふるへをののぎぬ。

蘆の細茎の一すぢは過ぎし日かつてわれをして

深き林にも歌うたはしめき。

かくの如きパストラルの情趣は日本に帰って来た後に至っても、久しくわたくしの忘れ得ぬものであったので、わたくしはいつも蘆荻の繁った地を捜めて散歩した。