轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
はなしのたね
話の種
寺田 寅彦
「東京朝日新聞」1907(明治40)年9月~1908(明治41)年10月(不定期88回連載)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 32,082 字 · 64 页
すなわち恐水病というものはほとんど全く予防する事が出来ると云ってもよい。
(明治四十年十月二十八日『東京朝日新聞』)
二十八
癌腫の研究
英国では帝室の保護の下に癌の研究のみをやっている所がある。その基本金の現額は十一万八千余ポンドで、そのうち四万ポンドは某富豪が金婚式の際に寄附したそうである。ここの所長のパシュフォード博士が近頃報告したところに拠れば、癌の療法と称するものは色々あるが、いずれもあまり確実な効験はない。評判のあったトリプシンもあまりきかぬ。今日のところやはり外科手術で患部を取り去る外はあるまいという事である。
(明治四十年十月二十九日『東京朝日新聞』)
二十九
海水用セメント
普通のセメントは長く海水中に在れば次第に分解して崩れるので、これを防ぐ方法はないかと色々研究した人の説によれば、少量でも礬土を含んだセメントはこの分解が急に起りにくい。また火山灰を原料に用うればよほどよく海水に耐えるという事である。
銅鉱の電気分解
墺国の某鉱山では近来銅鉱から純銅を採るのに電気分解法を用いているそうだ。