轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
うんどう
運動
大隈 重信
「運動世界 第十號」運動世界社、1909(明治42)年1月1日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 1,504 字 · 4 页
社会的運動
然るに何事ぞ、現今の青年は実に意気地が無い。少し失敗すれば直ぐに浅間だ、華厳だという。これは畢竟身体が弱く、神経ばかり鋭敏になるからである。見給え、維新以来我輩等の友人にて大事を成したものは、皆その当時乱暴者と称せらるる手合で、一室に閉じ籠って学問ばかりしておった者は、実際何の役にも立たなかった。これはあるいは時代の異なったためでもあろうが、また一方身体に注意を払わなかったために、失敗をしたものと見て差支えは無い。
社会的運動
現今優勝劣敗の明らかなる世に処して勝を占めんとするものは、まず第一に身体に充分の注意を払って事に臨まなければ、残念ながら事は失敗に了る。しかし文部省などでは学校が運動を奨励するために、学生がそれにばかり熱中して学問を忘れると悪いとて、大変心配しているそうであるが、決してそんな心配は無用さ。運動を為し過ぎるよりは学問を為し過ぎる方がいけない。運動の弊害よりは学問の中毒の方が恐ろしい。如何に運動を遣っても、これがために未だ死んだ者あるを聞かない。然るに学問を仕過ぎて神経を悪くしたり、脳病を起したりして死ぬ者が沢山ある。これ即ち運動の弊害の少ない証拠で、学問の中毒の恐ろしい好証である。